トークン化株式の時価総額が55億ドルを超え、RWA(現実資産トークン化)分野で第4位の資産クラスに成長した。
SpaceX未公開株へのアクセス需要やCoinbase・Bybitなど大手取引所の相次ぐ参入が成長の主因とされ、24時間取引・最低申込額なしという利便性が暗号資産ユーザーと機関投資家双方を引きつけている。
ただし構造上のリスクは見落とせない。トークン化株式には「実株式を直接保有する型」と「価格を追跡するだけの合成・デリバティブ型」の2種類があり、SpaceX関連の「IPO参入トークン」の多くは後者の変形で、実質は構造債務に近い。利用者は底層資産の実在性・保管者・法的権利を発行文書で必ず確認する必要がある。
編集部の見方:数字の拡大は本物の需要を反映しているが、情報の非対称性こそが最大のリスクであり、ボラティリティより深刻だ。規制整備が追いつくまで、投資家自身が構造を精査する姿勢が不可欠である。
【関連用語】RWA(現実資産トークン化)/スマートコントラクト/KYC・AML/合成エクスポージャー/トークン化証券