シャープリンク・ゲーミング、フォワード・インダストリーズ、ビットマイン、ギャラクシー・デジタルの4社が、米国ラッセル指数の年次定期見直しにおける組み入れ候補として注目されている。
ラッセル指数には世界で10兆ドル超の資産が連動しており、正式に組み入れられれば、ETFや機関投資家による大規模な受動的買いが自動的に発生する。これは暗号資産関連株が主流金融市場へ本格的に統合される歴史的な節目となり得る。
ラッセル指数は毎年6月に時価総額・流動性・上場要件をもとに構成銘柄を見直す。近年のビットコイン価格急騰により、複数の暗号資産関連企業が初めて組み入れ基準を超えた。2024年末にはマイクロストラテジー(現ストラテジー)がナスダック100指数に組み入れられており、今回はその流れを引き継ぐ動きとなる。
編集部の視点:指数組み入れは株価上昇の追い風となる一方、個人投資家にとっては見落としがちなリスクがある。株価上昇後に売却すれば譲渡益課税が発生し、米国では保有期間1年未満の場合、最大37%の通常所得税率が適用される。「含み益を得た」と安心する前に、税務上の申告義務を必ず確認すべきだ。
【関連用語】ラッセル1000指数:米国時価総額上位1000社を追跡する指数/受動運用:指数構成に連動して自動売買する運用手法/譲渡益課税:資産売却益に課される税金